2017/03/14

モア、ボアアップ

シリンダーヘッドとシリンダーを摘出して終わった前回からの続き
前回>>>ボア、アップ

まずはヘッドのお掃除


ヘッドのRサイドカバーを外し、バルブロッカーアームを外します。





ロッカーアームを支えているシャフトはM6のネジが切ってあるので、
適当なボルトをつけて引き抜けばとれます(笑)

何となく向きがありそうなロッカーアーム、
写真に撮って向きを確認しておこう。






バルブスプリングコンプレッサーで中のコッターを取るとスプリングが取れます
楽天のポイントで買ったコンプレッサー、安かったけど何の問題もないね





微妙に縮んでるスプリング。



測ったけどもう買ったし交換だね


あとは流れでバルブを燃焼室側から取り、
バルブステムシールっていうゴムみたいなキャップも交換します。



一時保管。
なんか機械って感じするよね。
(まぁこの記事の写真すべてそんな感じするけど)







ロッカーアームのシャフト、擦り傷入ってたんだけど、とりあえず磨いてみました。
2本で確か純正価格750円ぐらいかな?




バルブのすり合わせもします。
途中から疲れて発想の転換。吸盤が広くてカブのバルブには大きすぎる方を、
1000円の安物ドリルで穴を開けて一緒に回す手法。
有りかなしか分からない作業。(多分無し)

まぁ回転数遅いしきっと大丈夫(責任は取りません)



そしてマフラーのスタッドボルトが錆びてたのでついでに交換。
丁寧に丁寧に外していきます。
ダブルナットで外せなかったので、ストレートのスタッドボルトプーラーを購入(890円)







折れました本当にありがとうございました。
挙句の果てに折れたのがプーラーに挟まる事態。
もう使えないやんけ。


その後出てる方はせめて取ろうとしたけども、
熱しても叩いても何やっても取れなかった。(ガチ)

そして画像なし。



しょうがないのでスタッドごとボール盤で穴を開けなおして、
タップを切りました。
ついでのつもりなのに何で…ってめっちゃ後悔。


工具持ってなかったからドリルとタップ、ハンドルやらを買いました
(ボール盤は借りた)

あとスタッドボルトプーラーは反対側から叩いたら機構ごと取れてバンザイ。
大した部品も無かったので復旧できました。


スタッドボルト、怪しいところに気づく人は気づくかもしれないけどまぁ気付かないでね。

逆の手順でヘッド組み上げてタペット調整。0.05mm+-0.0何ミリだった気がするので
普段は0.04mmで調節してます。





ということで次回はエンジン組み付け~試走?(&ナンバー登録)
平日に時間が取れないから試走はきっと4月だろうなぁ・・・

続き>>>とってもピンクな水色リトルカブ

2017/03/09

ボア、アップ!

1ヶ月以上ぶりの更新(笑)
(Twitterでは生き生きとしてます。)

さて、この水色カブはかつて50ccのリトルから、
キタコ75ccへボアアップ、
その後現在のカブ90(85cc)へ載せ替えをしてます。

これでも燃費は75cc時代が55km/Lぐらい、
カブ90載せ替え後が50km/Lぐらいなので必要十分です。

そして85ccは純正なので75ccよりも静か!
しかも10cc差とロングストロークでトルクも程々にあったので
かなりハイギヤ(F16T-R30T)で乗っていても全然行けてるな~と思っていたのですが
(体重が軽いのも理由の一つか・・・?)

坂道の減速が避けられない&4速化のときのバルブ周り不安要素&ボアアップしたい
のことから腰上O/Hという名目のボアアップをしました!!(結局)



はい登場しました検索するとたまに見る97ccボアアップキット!!

中華って適当に呼んでましたけどこの字はタイ?ベトナム?まぁその辺の言語なので
激安謎97ccボアアップキットとでも呼んでおきましょう。




バリやらなんやら色々怪しそうな部分がありますが、
シリンダー内はまぁクロスハッチもちゃんとあって行けるのかな~と。
ピストンにピストンリングが最初から組んであり、シリンダーにはめた状態で届きました

ピストンピンやクリップもついてきたのですが、
クリップだけは何か心許ないので純正\32×2を買いました。





その他、名目上の腰上O/Hの部品としてシリンダースタッド、
EXスタッド(後に悪夢をもたらす)や、
バルブスプリング類などなどを買いました。



・・・ボアアップ以外の部品紹介の雑さは置いといて、
ガスケットは100ex(カブ90も可)用で、
ヤフオクとかでよく見るセットで1200円ぐらいのやつを買いました。







部品が揃ったところで解体開始!


レッグシールドを外して、コックをOFF、キャブ、マフラー、プラグキャップなどを外します。
面倒くさかったのでキャブはインマニのボルトだけ外して付けっぱなしにしてます(笑)





恒例行事、シリンダーヘッドのカバーを外して○マークとフライホイールのTを揃えて、
タイラップで止めておきます。






ヘッドカバーも外して、どこにどのナットが付いていたかをチェックしておきます






エンジン左側のボルトも外して、プラハンで叩きつつヘッドを外すとピストン登場








同じく左側のボルトを外してガイドローラーを止めているボルトも外して、
シリンダーを取り出します。

あれ?前より何故かスタッドボルトがきれいになってるような・・・?




摘出完了しました。
ということで、解体しかしてない何の面白みのない記事でした~~
続編はまた後日~~(笑)

次は魔のスタッド事件とバルブまわりの話かな?

続き>>>モア、ボアアップ