カブに電気系の装備をつけていくと、
それをオンオフするスイッチが欲しくなるソレ。
自分のカブには結構前からついてるスイッチボックス、
それを見るだけでカブ工作の歴史が遡れます(大げさ)
今はさわやか号にはタコメーター一体型のがついてて、
リトルさんにはタナックスの時計を取り込んだスイッチボックスがついています。
どちらもフリーのCADから起こして3Dプリンターで印刷した力作なのですが、
一番最初はプラスチックのケースにドリルで穴あけ、ヤスリで整えたものでした。
~スイッチボックス 1型~
一番最初につけたスイッチボックスです。
ハザードとシガソケ用の電源ですね。
なにか作るときは画像いじってイメージから入ります(笑)
写真が残っていたのが冬のときで、
後からグリップヒーターのスイッチを増設したようです。
この1年後に技術革新が我が家に到来して、3Dプリンターがやってきました。
~スイッチボックス 1.5型~
よわよわ。割愛。
(しまなみ海道用にコインボックスもつけてみたけど)
~スイッチボックス 2型~
3Dプリンターの第2弾、いいえ第1弾はこれ。自由度が出たわりには
今までのプラケースに寄せた形してますね。
ステーまでプラで作るという暴挙には出ずに、安全側に振ってホムセンステー付け。
スイッチだけじゃなく旅装備が増えるリトルカブさん。
タコメーターをつけるのとあわせて、一体型にしました。(トグルスイッチ、一旦防水キャップにしたのに錆びた奴になぜか戻ってる。。。)
改良を続けていきました。
シールを貼ってみたり、印刷中に形が反ってしまったり、
真夏の駐輪場で変形したり。ぱっと見変わってないこの3型シリーズは
今の形になるまでいろんな対策が入っています。
ここでさわやか号が納車されるのと同時に、
メーター一体型のスイッチボックスもリトルから移設します。
ついでに4速ランプをつけてみたり。
グリップヒーターはエンデュランスの電圧計付きの奴になったので、
空きスイッチはサブライト用になりました。
しかも4速ランプはメーターの中に移したんですけどね。
ちなみに4速ランプだけなのと、青色LEDなのは
憧れだったリトルカブの4速灯オマージュです。
~スイッチボックス 3型A(現行)~
3型と見た目あんまり変わらないけど、カプラー問題とかを一新した最終仕様。
ハザードがウインカースイッチと一緒になっても構造変えずに、ハザードスイッチが無くなっただけです。(記事の一番上に戻る)
ちなみに水道の蛇口が下方向で水が止まるのは阪神淡路の経験って言いますけど、
さわやか号のスイッチも下方向がオフになります。
バイクカバーかけるときに下方向に力がかかるから当たってもオフになるようにと、
リア側スイッチはBOX灯にも繋がっててバッ直だからバッテリーあがり対策です。
一方でリトルカブは、というと。
ツーリング仕様はさわやか号に役割を移したので、
なるべく装備は落とさずに、おしゃれカブを目指すことにしました。
リトルカブといえばかわいい。つまり丸。(?)
安直にスイッチボックスを丸にして、
ちょうどCubyさんでタッチアップが売られていたので車体色に塗ることにしました。
その名はスイッチボックス 4型。(ただの連番)
まずは半分だけ印刷して位置合わせの確認。
つけるのは電圧計、時計、ハザード、
グリップヒーターのスイッチ、USBのスイッチ、USB本体とてんこもりです。
出来上がったのがこちら。いい感じ。
でもしばらく運用している内に電圧計がお亡くなりになったのと、
どっちがどっちのスイッチか分からないという
スイッチボックスとしての役割が担えていない問題が起きたので、改良を加えました。
そうですね、スイッチボックス 4型Aとでも言っておきましょう。
流石に3Dプリンターを迎えて4年も経てば趣味とはいえ
それなりのノウハウが蓄積されるので、タッピング用のナットを植えたり、
ロゴシールは雨でにじむことも学んだので、
凹凸で文字を表現しています。(ハザード廃止と同時に3型Aにも入れた)
この見た目でUSB充電まで備えているから侮れない。
3型シリーズもメーターとの一体感が良いですが、
単独でこの一体感が出る4型シリーズが一番お気に入りですね。
そんなスイッチボックスの歴史のお話でした。
(丸形の4型が生まれる前、半円の試作品)
おわり。
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