カブといえば遠心クラッチのシフトチェンジ。
最近、C125にシフトインジケータが付き、
新型カブ(JA59とか)にも付き、
どんどん便利になりつつあるのですが、リトルカブにも現代装備をつけました。
(タイ向けはJA10とかからあったけど)
こいつでなぁ!!!(よく分からない中華シフトポジションセンサー)
前にtwitterかなにかで見かけて、やってみようかと思っていたのですが、
実は、このとき (←記事リンク)にお会いしたまねたけさんから頂いていたのです。
「付けたらブログ書きますね!!」って言ったような記憶。
ということで早速・・・
まずはエンジン側です。
シフトドラムのボルトが付く部分は、
ただのホールカバーになっていますが、このキットはここを使うようです。
(確か、現行カブもここだよね)
ちなみにニュートラル信号は元々出ていますが、その線が左側にあります。
リトルカブの4速エンジンだと、確かニュートラル信号のところから
4速用も出ていたはず。
はずしたらこんな感じ。
実はこのボルト、シフトチェンジするごとにくるくる回っています。
このボルトを取り、キットに付属していたスプリングワッシャみたいな部品を挟み、
ボルトを締めます。
仕組みとしては、シフトチェンジ毎に回るボルトとワッシャが、
センサー側の各ポジションに導通することで
今何速かを出しているようですね。
ただしこのスプリングワッシャみたいなやつ、
裏に変な突起が出ていて、それを本当はエンジン側の溝にはめ込むらしいのですが
エンジン側にはそんな溝ないのでペンチで切り飛ばしました。
中華エンジンとか買ったらあるのかな。
少なくとも純正エンジンにはない。。。
(裏から見た図です。。。写真撮り忘れた)
そうするともちろん位置が合わないので、後で位置合わせをします。
(めんどくさかった)
次にセンサー側です。
これはそのまま使えるかな、と思いきや、
赤線のところが微妙に丸くないので、このあたりもカッターでカットします。
はめ込んだのがこちら。
ちなみにパッキンが外周に付いてるのですが、
はめ込みが甘いとすぐ取れてしまうし、めちゃくちゃ硬かった。。。
センサーのパッキンが嵌っている溝を少し深くしたりして、なんとか嵌めました。
これは気持ち程度の抜け止め。
付属してた抑え金具、全く使いものにならないので
紙ウエス詰めたったwww(ヤケクソ)
クランクケースカバー付けたらこの紙ウエスで押される予定。(うまく行けば)
信号線が出るので、クランクケースカバーも加工します。
サンダーなんて無いから、リューターと人力でジリジリと。
つけた状態はこんな感じ。
カバーを付ける前に、1/2/3速の信号がちゃんと出ているか、
どの線が1/2/3速なのか、確認しておきます。
位置がずれていると、各接点の間にワッシャの突起があたって、
全く光らないとか起きます。
(位置合わせの突起を切ったから)
これも結構位置合わせに時間かかりました。
あと、純正そのままのボルトを使うと
頭が大きすぎてセンサーに干渉してしまいました。
六角レンチで締めるタイプのボルトに変えています。
ちなみにカプラーは、元々のを活かすためにこれを使いました。
~~~エンジン側おわり~~~
次はインジケータ側です。
(いつものごとく、まずはお絵描きで完成イメージ図)
どうつけるか、すごく悩みました。
本当はメーターの中に埋め込みたかったですが、
リトルカブのメーターは縁がすべてかしめてあるので、
開けたら最後戻せる自信がありません。
黒ベースに銀の縁取りに合わせたデザインで、
3Dプリンタで筐体を作ることにしました。
出来上がったのがこれ。
細部が甘いけどまあ、、、こんなものかね。
銀はアルミテープで再現しました。
7セグは秋月電子で売っている一番小さいやつを選んでます。
(昔さわやか号につけたのと同じ)
信号線はマイナスなので、アノードコモンの物を購入。
7セグは 前の記事 (←記事リンク)を参考に。。
7セグの形がそのまま見えると読みにくいので、
上の記事のさわやか号でもやった構造にしています。
ただ、メーターの上ということは、
変換の基盤は入らないので7セグから足を伸ばし、
ハンドルの中で処理します。
手前に見えている黒い四角いのが基板ですね。
白い線で7セグと繋いでいます。
前、さわやか号で作ったときもっと小さかったはずなんだけどなぁ。。。
あとはエンジン側のコネクターと繋ぎます。
あとはいい感じに配線を処理して・・・
完成!
微妙にメーターと折り合いがきれいに出なかったので、
この辺は今後直すかも。
参考に動作する動画も置いておきます。
また一つリトルカブが進化したなぁ!
おしまい。